お金の話 ひろゆき
お金があっても不安は消えない
「お金をもっている」と世間的に思われている人でも、生活に不安を抱いていたりする。
「90歳の人が老後を心配している」って麻生大臣も言ってましたが、そういう意味で、お金があることで不安が解消できるかというと、実は出来ていないことが多い。
お金がない人は、「お金があったら、きっとこうなんだろうな」と思って、「そうなったら、不安がなくなるだろう」って思っていると思うんですが、じゃあお金持ちに聞いてみると、それなりに皆さん将来に不安を感じていたりします。
なので、お金によって不安を取り除けるものではないんじゃないかなぁと思います。
お金持ちは本当に幸せなのか
お金があって良かったこと
お金があることで、良かったと思うのは、行動範囲や選択肢が広がったこと。
例えば、海外旅行に気軽に行けるようになる。
東京から、大阪に初めて行ったときに得られる情報や印象というものがありますよね。
東京から大阪に行くのに、大体2万円ぐらいかかります。
でも、5万円払えば、東南アジアにいけるわけです。
東南アジアに行ったときに得られる印象は「人間ってこんなに違うんだ」という驚きって大阪以上なわけです。
そういう意味で、「じゃぁ5万円払います」と言えるのが、お金があることの良さです。
本当にその程度だと思います。
お金は自分に投資する
「お金は使った方がいい」に乗せられるな。
将来どうなるか分からないんだったら、やっぱり、お金は貯めておいた方がいいんんじゃないですか。
セーフティネットを作っておいた方がいいでしょう。
消費をあおった方が経済は良くなるので、そういう意味ではあおりたい人たちが正しいと思いますが、
それに乗っかってお金を使う人は馬鹿だと思います。
確実に収入を上げる方法
働かずに月8万円で生きていけるように生活を変えることも重要ですが、大部分の人は、何らかの仕事をすることになるでしょう。
では、これからの時代、どんな仕事をすればいいのでしょうか。
経済を上向かせる方法は簡単で、一人ひとりが経済的な財を作る能力を上げることです。
一人ひとりがより多く稼げるようにすることが、もっともいい経済政策なわけです。
それってつまり、教育なんです。
その人のスキルが上がれば、生産性は上がり、収入も上がる。
至極当たり前の話です。
自分の価値を高める仕事をしよう。
マンガが好きなので、マンガを描きます。
最初は全然お金になりません。
佐川急便で仕分けをやっていた方がはるかに儲かります。
でもそれを続けているうちにだんだん変化が起きてきます。
一生懸命、1日8時間くらいマンガを描いてウェブで公開しているうちに徐々に評価されて、広告がクリックされるようになって月
にチャリンチャリンっと少しづつお金が入るようになりました。
それが、いつの間にか月に数万円になりました。
ライン工の仕事と同じくらい稼げるようになりました。
重要なのはここからで、ライン工と違って、収入だけでなく、自分の評価も上がっていくんです。
マンガを描いて作品が増えれば増えるほど、絵もうまくなるし、ストーリーもうまくなるし、見る人も増えて、収入が上がってくる。
自分の価値を高めていく仕事なんです。
つまり、仕事をすればするほど、「資産(ブランド力)」が増していき、その資産がお金を生んでくれる。
2種類の仕事をごっちゃにしている人が、日本人には多いと思います。
同じ仕事でもこの2つは全然違います。
だから。自分の仕事がどっちの仕事なのか。
今やっている仕事は自分の価値を高めてくれるのか。
スキルやノウハウが貯まるのか。
続けていくことで社会で評価されるのか。
出来るだけ自分の価値が上がっていくような仕事を見つけた方がいい。
感想
自分もキャリアに迷ってしまっていますが。
なるべく自分の力をさらにレベルアップ出来る仕事選びをしようと思いました。
ひろゆきさんの本を次、読む予定です。
また、読んだらレビューしたいと思います。