第72回福岡国際マラソン選手権大会(朝日新聞社など主催)が2日、午後0時10分に平和台陸上競技場などを始動した。先頭集団は1時間30分55秒で30キロを経由。20キロまでの各5キロを15分4秒、21~25キロまでは15分3秒と安定したペースで刻んできたが、26キロからの5キロは15分36秒とややペースが遅延始めた。
神野大地、ケニア経由で福岡へ 2日に国際マラソン号砲
注目選手では、今年4月のボストン・マラソンを制した川内優輝(埼玉県庁)が11キロ過ぎに先頭集団から棄権。12キロ過ぎには、2時間5分台の記録を持つキプルト(ケニア)が道路端に座り込んだ。故障の可能性がある。
15キロ過ぎに中本健太郎(安川電機)、17キロ過ぎには、16年リオデジャネイロ五輪で4位に入ったゲブレスラシエ(エリトリア)、25キロ手前では神野大地(東京陸協)が遅れ始めた。
今大会は、2020年東京五輪の代表選考会で来年9月15日に開催するマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権がかかっており、第58回大会(2004年)の尾方剛(中国電力)以来、14年ぶりの日本人優勝にも期待がかかる。
ほかの日本人の注目選手は、前日本記録保持者の設楽悠太(ホンダ)、園田隼(黒崎播磨)、服部勇馬(トヨタ自動車)、市田孝、宏兄弟(ともに旭化成)ら。
第72回福岡国際マラソン選手権大会もいよいよ明日に迫りました。
スタート、フィニッシュ会場である平和台陸上競技場で最終調整を終えた神野選手。笑顔で応じて頂けました。明日の福岡路、どんな活躍を見せてくれるのでしょうか。ご活躍期待してます。
#福岡国際 #福岡国際マラソン pic.twitter.com/s6GGDwU3y2— 福岡国際マラソン選手権大会 (@FukuokaMarathon) 2018年12月1日
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