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キメツの刃 マンガ

【レビューキメツの刃】 キメツの刃レビューを行ってみます1巻。

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キメツの刃レビューを行ってみます1巻。

なんでこんなことになったんだ。

ねずこよ。

死ぬなよ。

死ぬな。

絶対助けてやる。

絶対助けてやるからな。兄ちゃんが絶対助けてやるからな。

丹次郎、顔が真っ黒じゃないの。

こっちにおいで、雪が降って危ないから。

行かなくていいんだよ。

正月になったら、みんなに腹いっぱい食べさせてやりたいし、少しでも炭を売ってくるよ。

ありがとう。

兄ちゃんも今日も町に行くの。

私も行く。

だめよ。

丹次郎みたいに速く歩けないでしょ。

母ちゃん。

今日は荷車を引いて行かないから。

乗せてもらって休んだりできないのよ。

武雄で出来る範囲で構わないから少し木を切ってくれ。

そりゃやるけど

一緒にやると思ってたのにさぁ。

早く帰ってきてね。

気をつけてね。

お兄ちゃん

ねずこ

六太を寝かしつけてたんだ。

大騒ぎするから。

お父さんが死んじゃって寂しいのね。

皆お兄ちゃんにくっついて回るようになった。

いってらっしゃい。

生活は楽じゃないけど。

幸せだな。

でも人生には空模様があるからな。

移ろって動いていく。

ずっと晴れ続けることはないし。

ずっと雪が降り続けることもない。

そして幸せが壊れる時には

いつも血の匂いがする。

まぁ丹次郎ちゃん。

こんな日に

山を下りてきたのかい。

よくはたらくねぇ。

風邪ひくよ。

おーい炭を売ってくれ。

この間は、障子を張り替えてくれてありがとう。

こっちも炭を頂戴。

あ~丹次郎。

丁度よかった

皿を割った犯人にされてたんんだよ。

俺、助けてくれよ。

階でくれ。

ネコの匂いがする。

あら猫なの

ほらぁ。

俺じゃないって言っただろ。

丹次郎ちょっと荷物運ぶの手伝ってくれねぇか。

遅くなっちまった。

こら、丹次郎。

お前山に帰るつもりか。

あぶねぇからやめろ。

俺は鼻が利くから平気だよ。

うちに泊めてやる。

戻れ。

でもいいから早く。

鬼が出るぞ。

昔から人食い鬼は日が暮れるとうろつきだす。

だから、夜歩き回るもんじゃねぇ。

食ったら寝ろ

明日早起きして帰りゃいい。

鬼は、家の中に入ってこないか。

いや、入ってくる、。

じゃあ、

みんな鬼に食われちまう。

鬼が島様が鬼を切ってくれるんだよ。

昔から、

三郎さま家族を亡くして、一人暮らしだから。

寂しいんだろうな。

今度弟たちを連れて来るから。

怖がらなくても鬼なんかいないよ大丈夫。

でもそういえば。

うちのばぁちゃんも死ぬ前に同じこと言ってたな。

幸せが壊れるときはいつも血の匂いがする。

どうした。

どうしたんだ。

何があった。

かぁちゃん花子。

武雄

シバル

ネズコ

六太。

ネズ

ネズコだけまだ体にぬくもりがある。

医者に見せれば助かるかもしれない。

なんでこんなことになったんだ。

くまか。

冬眠できなかったクマが出たのか。

息が苦しい。

凍てついた空気で肺が痛い。

前に進め。

もっと早く足を動かせ。

まだまだ町まで距離があるぞ。

死なせないからな。

絶対助かる。

兄ちゃんが助けてやる。

助かった。

雪で滑ったものも雪だけど。

ネズコ

ネズコ

大丈夫か。

歩かなくていい。

俺が町まで運んでやるから。

ネズコ

鬼だ

三郎じいさんの言葉を今思い出した。

ネズコが人食い鬼。

いや違う。

ネズコは人間だ。

生まれたときから。

だけど匂いがいつものネズコじゃなくなってる。

でもあれはネズコがやったんじゃない。

六太をかばうようにして倒れていたし。

口や手に血はついてなかった。

そして、もう一つ

もう一つの匂いが。

か、体が大きくなった。

力も強くなっていく。

俺がよその家でぬくぬくと寝ていた間。

皆はあんなむごいことに。

痛かったろう、苦しかったろう。

助けてやれなくてごめんな。

せめてネズコだけは。

何とかしてやりたい。

だけどすごい力だ押し返せない。

ネズコ。

頑張れネズコ

こらえろ頑張ってくれ

鬼なんかになるな。

しっかりするんだ。

頑張れ。

頑張れ。

何だ、

誰だ。

なぜかばう。

妹だ、おれの妹なんだ。

それが妹か。

ネズコ

動くな。

俺の仕事は鬼を切ることだ。

もちろんお前の妹の首も跳ねる。

待ってくれネズコは誰も殺していない。

俺の家にはもう一つ。

嗅いだことのない誰の匂いがした。

皆を殺したのはたぶんそいつだ。

ネズコは違うんだ。どうして今そうなったのかは、

わからないけど。

でも。

簡単な話だ。傷口に鬼の地を浴びたから鬼になった。

人食い鬼はそうやって増える。

ネズコは人を食ったりしない。

よくもまぁ、今しがた己が食われそうになっておいて。

違う俺のことはちゃんとわかっているはずだ。

俺も誰も傷つけさせない。

きっとネズコを人間に戻す。

絶対に治します。

治らない鬼になったら人間に戻ることはない。

探す、必ず方法を見つけるから殺さないでくれ。

家族を殺したやつも見つけ出すから。

俺が全部ちゃんとするから。

だから、だから。

やめてくれ。

もうこれ以上俺から奪うのは

やめてください。

どうか妹を殺さないでください。

お願いします。

お願いします。

生殺与奪の権を他人に握らせるな。

みじめったらしくうずくまるのはやめろ。

そんなことが通用するなら

お前の家族は殺されてない。

奪うか。

奪われるかの時に主導権を握れない。

妹を直す。

仇を見つける。

笑止せんばつ

弱者には何の権利もない、

ことごとく力で強者にねじ伏せられるのみ。

妹を直す

方法なら。

鬼ならしっているかもしれない。

鬼どもがお前の意思や願いを尊重してくれると思うなよ。

当然俺もお前も尊重しない。

それが現実だ。

なぜさっきお前は妹に覆いかぶさった。

あんなことで守ったつもりか。

なぜ斧を振らなかった

なぜおれに背中を見せた。

そのしくじりで妹を取られている。

お前ごと妹を串刺しにしても良かったんだぞ。

なくな、絶望するな。

そんなのは今する事じゃない。

お前が打ちのめされているのは。

家族を殺されたり。

妹は鬼になり。

辛いだろう。

叫び出したいだろう。

わかるよ。

俺があと半日。

早く来ていれば。

お前の家族は死んでなかったかもしれない。

しかし時を巻いて戻す。

術はない。

怒れ。

許せないという。

強く純粋な怒りは。

手足を動かすためのゆるぎない原動力になる。

脆弱な覚悟では妹を守ることも治すことも

家族の仇を打つことも出来ない。

や、

やめろ。

あああ

感情に任せた単純な攻撃。

愚か。

木の陰に隠れる直前こちらに石を投げ

木の陰に隠れたとき

上へ斧を投げた。

丸腰であるのを悟られないよう。

振りかぶった体制で手元を隠す。

俺に勝てないのが分かっていたからだ。

自分が切られた後で俺を倒そうとした。

こいつは。

しまった

食われる。

ネズコは。

ネズコは違うんだ。

人を食ったりしない。

同じようなことを言って食われた奴がいた。

飢餓状態になっている俺は。

親でも兄弟でも殺して調べる。

栄養価が高いからだ。

今ではそういう場面を山ほど観てきた。

この娘はけがを負わされており。

それを治すために力を消費している。

鬼に代わるときもかなり体力を消費するはずだから間違いなく今は重度の飢餓状態。

一刻も早く人の血肉を食らいたかっただろうに。

守る動作。俺に対する威嚇。

こいつらは何かが違うかもしれない。

置き去りにしてごめんね。

ネズコを頼むね。

起きたか。

佐々理山のふもとに住んでいる。

鱗炊き左近寺という老人を尋ねろ、

富岡義勇に言われてきたと言え。

今は日が差していないから大丈夫なようだが。

妹を太陽の下に連れ出すなよ。

行くぞ。

すみませんが。

あそこのかごとわら

竹を少々

頂けますか。

そりゃ構わねぇけど

かごは穴が穴が開いてるぞ。

はい、

お金を払います。

いや、いらんよ。

穴の開いたかごだぞ。

いえ払います。

いやいらん。

竹もわらもやるよ。

でも払います。

いやいらんて。

頭の固い子供だね。

納めてください。

小銭ですが。

ありがとうございました。

ネズコ

あれ、ネズコ

いない。

いた。

穴をほったのか。

妹がモグラみたいになってしまった。

そしてすごく顔をしかめている。

よっぽど日に当たりたくないんだな。

ちょっと待ってろ。

これに入れるか。

昼間も先に進みたいんだ。

俺が背負っていくから。

入る。

ここに。

はみ出る名。

ネズコも大ききなったなぁ。

この間まで、もっと小さかったのに。

ネズコ

お前大人の女の人くらいに大きくなっただろう。

あれと逆に

小さくなれないか。

小さくネズコ

小さくなれ。

おお。

えらい

えらい。

いい子だ

ネズコ

凄いぞ。

佐々理山に行くなら。

あの山は越えなきゃならないけど。

もう日が暮れるのに。

そんな大荷物

背負っていくのかい。

危ないよ。

充分気をつけます。

ありがとうございます。

ほんとに人が行方知らずになったりしてるからね。

迷わないようにね。

あ、やっぱりお堂があるぞ。

灯が漏れているから誰かいるみたいだけど。

行こう

血の匂いがする。

この山は道が険しいから

誰がけがしたんだ。

大丈夫ですか。

何だ

ここの俺の

縄張りだぞ。

俺の餌場を荒らしたら許さねぇぞ。

人食い鬼。

妙な感じがする。

お前ら人間か。

斧かやるよ。

でもこんな傷。

すぐ治るからな。

ほらもう。

血は止まった。

速い。

それになんて力だ。

二度とやらねぇよ。

さぁ。

首を折るぞ。

こ、殺してしまった嫌でも相手は鬼だから。

ね、ネズコ。

信じれない。

首がもげているのに。

動いたのか今。

てめぇら

やっぱり片方

鬼なのかよう。

妙な気配させやがって

なんで鬼と人間がつるんでるんだ。

しゃべってる。

やめろ。

何なんだ

頭に腕なんか生やして。

どけ。

こいつ

硬い

頭が固い。

挟まった

斧の絵の利き

斧を奪うつもりで、絡めた髪がもつれた精一杯生やした。

手を身近過ぎてうまく内側に曲げられん。

やめろ。は。

ぎゃ。

鬼は

家に残っていたニオイとは違う。

別の鬼

でも、とどめを刺しておかないとまた人を襲う。

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