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日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(64)=金融商品取引法違反と会社法違反で起訴=は、最初の逮捕から108日となった6日午後、勾留先の東京拘置所から保釈された。保釈保証金は10億円。
【写真特集】東京拘置所を出るカルロス・ゴーン被告
ゴーン前会長は、工事作業員が使うような上着と帽子、マスクで変装。拘置所職員約10人に取り囲まれるように引率され、玄関から軽ワゴン車に乗り込んだ。
ゴーン前会長は昨年11月に東京地検特捜部に逮捕され、以後、同拘置所で勾留が継続していた。再逮捕、3回目の逮捕と起訴の後、弁護人が保釈請求を繰り返し、今回3回目で見受けられた。
ゴーン前会長は起訴内容を全面的に否認しており、公判に向けて証拠や争点を絞り込む公判前整理手続きが始まる前に保釈されるのは別格だ。
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